当ページを閲覧いただきありがとうございます!
この記事をご覧になっている方は、きっと大切なパートナーとの悲しい別れを経験し、そこからどうにかして前に進もうとしていらっしゃる方かと思います。
そのような方にとって今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
パートナーとの死別を経験し、もう恋愛なんて考えられない。
その感情は当たり前の感情だと思います。
という声を実際にネット上で多く目にします。
パートナーとの死別を経験された方は環境も様々です。
男性、女性、子持ちの方。
しかし環境が違えども、自分の大切にしていた人がなんの覚悟もないままいなくなってしまうという悲しみは、計り知れないものです。
この悲しみは実際に経験された方にしかわからない感情です。
周りが励ましの言葉をかけたとしても、結局は自分の心の整理と準備が大切になります。
ではどうやったら少しでも心の整理がうまくできるのか、前を向くことができるのか。
今回はこちらについて、心の状態ごとにお話ししていきたいと思います。
簡単に説明すると
恋をする気になれない時
恋愛よりもまずは心を整えたり、生きることに一生懸命になる。
恋をしようと思えるようになった時
死別に傷ついたあなたを受け入れてもらい、だんだん過去から未来へと比重を変えていく。
ということです。
どうかこの記事がわずかでも、あなたの前進するきっかけになりますように!!
Contents
死別を経験し、恋愛ができない時にはどうすればいい?

大切なパートナーとの死別からまだ時間がそう経っていない場合、まだ恋愛をする気持ちにはなれませんよね。恋愛できなくてもそれは当たり前の感情です。
そんな時には無理に恋愛しようとしなくても良いのではないでしょうか。
恋愛をしなくとも人は生きていけます。
突然ですが、江國香織さんの「東京タワー」という小説をご存じでしょうか。
そこには「恋はするものじゃなく、おちるものだ」というフレーズが出てきます。
このセリフのように
恋愛は意図的にするのではなく、気が付いたら人を好きになっていた、
くらいが良いと私は思います。
まずは心身ともに健康であることが生きていくうえで最も大切なことです。
心にも体にも余裕が出てきてから恋愛のことをなんとなく考え始める、くらいが丁度いいのかもしれませんね。
では、心に余裕を持たせるためにできることを2つご紹介していきたいと思います。
①心の整理整頓

恋愛の準備どころか日常生活を送るためにまずは心を整えましょう。
大切なパートナーが自分の日常から消えてしまうことは想像をはるかに超えるストレスとなります。食事を満足にとれなかったり眠れなかったり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
そのためにはまず自身の感情と真正面から向き合うことが大切です。
泣いてしまいましょう。思う存分自身の悲しいという感情に向き合ってあげましょう。
パートナーを失って悲しい、どうしたら良いかわからない、すべて気持ちを吐き出しましょう。声に出しても良いですし、紙に書いても良いです。
そうすることで次第に自身を俯瞰できるようになってきます。
そして私はこんなにも悲しいんだな、と気づけたことにより少しずつ心が凪いできます。
まずは自分の感情に気づいてあげましょう。
②がむしゃらに生きる
悲しむ、とはいえ24時間ずっと悲しみ続けることは難しいですよね。
そんな時には恋愛ではなく別にものに打ち込んで、がむしゃらに生きてみるのも良いかもしれませんね。
体を壊すようなことはもちろんダメですが、趣味に打ち込んでみたり仕事に集中できればしてみたり、少しでもいいので悲しみを忘れる瞬間を作ってみましょう。
その時に楽しんではいけない、という気持ちは必要ありません!
楽しいと感じたら「楽しい」と言いましょう。
面白いと思ったら「面白い!」と叫びましょう。
死別の悲しみを乗り越え、恋愛をしようと思えた時は?
では次に一歩進んで恋愛をしてみたいな。もしくは気になる人が現れたな、と思うことができた時の心構えをご紹介していきたいと思います。
ここで大切になることは「無理に死別を忘れようとしないこと」です。
①死別ごと受け入れてくれる相手を
「死別を忘れようとしないこと」
これは新たな恋愛をする際に大切な考え方となります。
死別の場合は特にいがみ合って別れることとは違うので、美しい思い出として残っていることが多いです。それが次の恋愛へ向かうことの足枷になってしまうことも。
そんな場合は、死別を経験し悲しみを乗り越えようとしている今のあなたごと大切にしてくれる方を相手に選びましょう。
亡くなったパートナーを忘れるのではなく、その思い出を大切に抱えたまま生きることを許してくれる新たなお相手を見つけると心の負担が少ないのではないでしょうか。
なかなかそんなお相手に出会うことは難しい!
そう思ってしまいますが、恋愛はあせる必要がありません。
のんびり行きましょう♪
自分のペースでかまいませんが、もし恋愛を積極的にしたい!と思った方は、罪悪感を感じる必要なんてありませんよ。
それは心が元気になって死別を受け入れることができたサインです。
前に進みましょう!
例えばマッチングアプリに登録して「死別」された方のコミュニティに入ったり、プロフィール欄に「死別」の記載をして気持ちを理解してくれる人と出会う方法も今の時代おすすめです。セキュリティも万全で安心できますよ。
②比重をすこしずつ変えていこう
死別したパートナーを忘れる必要はありませんが、新しい恋愛をすると新たなお相手が出てくることになります。そうなった場合には、死別したパートナーから新しいお相手に比重を少しずつ移す意識をしてみることがおすすめです。
例:
死別パートナー | 新たな恋 |
100% | 0% |
80% | 20% |
60% | 40% |
20% | 80% |
このように死別したパートナーを大切な思い出として抱えながらも、新たな恋愛に比重を置くんだ!と意識することで、自分の気持ちもスムーズに持っていくことができます。
【死別からの恋愛に向けて】失ったものばかりではない

最愛のパートナーとの突然の別れ。
何もかも失ってしまったように思いますが、死別から得たこともあります。
・いのちの尊さ
・人の痛み(心理的&物理的)
・毎日を丁寧に生きる大切さ
命の儚さを知ったあなたは命を大切にできます。
またパートナーの様々な痛みに直面したあなたは人の気持ちに敏感になっていますから、人の痛みがわかる方です。
そして命の儚さをしっているあなたは毎日を大切に、ていねいに生きることができます。
悲しみの中から得たことを大切に、新しい一歩を踏み出してみませんか。
【死別から恋愛ができない】亡くなった相手への罪悪感がある場合

冒頭でも少し触れましたが、死別を経験し次の恋愛へ踏み出せない方の多くは、亡くなったパートナーへの罪悪感や、自分が薄情な人間だという気持ちを持っています。
確かに一度はとても愛した相手のこと。
特に嫌いになって別れたわけではないので、そう思ってしまうのは仕方がありません。
ですが、その罪悪感はずっと抱える必要はありません。
もし自分が逆の立場だったらどうでしょうか。
きっと自分が最愛のパートナーを置いていかなければならない場合、きっと相手の幸せを願いますよね。
「私がいなくなっても幸せに過ごしてほしい」
きっと亡くなったパートナーもそう考えてくれるはずです。
ですから罪悪感を抱え続けることは止めましょう。
亡くなったパートナーを忘れるのではなく、思い出を大切に抱えながら新たな一歩を踏み出してみませんか。
おわりに

今回は死別を経験された方の心の状態に合わせてできることをご紹介してきました。
まずは無理に恋愛をしようとしないこと。
そして恋愛をしたくなったら死別の過去ごと受け入れてくれる人を選ぶこと。
自身の考え方としては、死別の事実を忘れようとするのではなく、死別したパートナーの思い出を抱えたまま、しかし比重をだんだん新しい恋愛に変えていく意識を持つこと。
この考え方があなたを新しい一歩を踏み出すために必要となってきます。
それでもまだ亡くなったパートナーに罪悪感を感じるという方、
もう一度自分が亡くなったパートナーの立場なら、という風に考えてみてください。
きっと悲しみ続けることよりも相手の幸せを願いますよね。
全力で生きているといつの間にか人間は輝いてきます。
そしてそんな輝く人の周りには自然と人が集まります。
そしてそこから新たな人間関係、恋愛が始まります。
まずは毎日を精一杯悔いのないように生きてみましょう。
そうするうちに新しいものが見えてくるはずです。
たくさん悲しんで悩んで、心の準備が整ったら新しいステップを踏み出してみましょう!
全力で応援します!
あなたのこれからの人生が輝きますように。