予定通りに妊娠したのでなければ、妊娠自体にかなり驚いた事でしょう。
これから何をしていいのか思い悩んでしまってもおかしくはありません。
妊娠が発覚したシングルマザーには、決めなければいけないことがいくつもあります。
体調がすぐれない中でも、これらを先延ばしにすることはできません。
- 出産への決断
- 再婚の決断
- 子どもへの説明
ここでは思わず妊娠してしまったシングルマザーが、決断するべき内容についてお話していきます。
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Contents
【妊娠発覚したシングルマザーの最初の悩み】産むかどうか

妊娠発覚当初であれば最初に考える問題が
子どもを産むべき? 産むのはあきらめるべき?
ですね。
どちらを選ぶにせよ、今までの生活からの変化は必要になってしまいます。
この決断のしるべとなる判断基準をご説明していきます。
あなたが妊娠を知った時
嬉しかったですか?
判断基準はこの一言に尽きます。
100%喜ぶべきだとは言いません。いろんな環境での妊娠発覚がありえますから、手放しで喜べるとは限りません。
けれどこの妊娠がわかったときの一瞬が、あなたが今また子どもを産んでも良い時期なのかの判断には重要です。
一粒たりとも嬉しいという気持ちが芽生えなかったのであれば、まだあなたの心は子供を産む準備が整っていないということです。
本当に一粒も嬉しいと思いませんでしたか?
自分の家族が増える想像ができませんでしたか?
いま一度、自分の心の動きを思い出して確かめてみてください。
明るい感情を一つも持てなかった場合は、中絶手術をお勧めします。

彼が妊娠を知った時
喜んでくれましたか?
いくら愛し合っている相手だとしても、子どもを産む行為はあなたにしかできません。
出産はとても一人では耐えきれないこともあるのは、シングルマザーであるあなたならもう知っているでしょう。
ただでさえフォローが少ないシングルマザーにとって、まずフォローを期待しなくてはいけないのは新しい子どもの父親となる彼です。
その彼が新しい命の誕生を喜んでくれなければ、独りで出産に挑むことになりあなた自身がかなり追い詰められます。
そして親に祝福されずに産まれてくる子どもも、子ども自身の人生に祝福されなかったことを色濃く影響させて育ってしまいます。
最近出来た彼の子を妊娠しました。
彼に伝えると「子供いる人と結婚する気はない。産みたいなら産めばいいけど認知はしない。養育費は少しなら払う」と言われました。周りは猛反対で産むとしたら誰も頼る人もいません。収入と支出を計算すると扶養手当を貰えたとしてもギリギリ、扶養手当無しですと完全に赤字です。
産みたいと言う気持ちだけじゃ現実無理なんでしょうかね…。
引用:教えて!goo
もし喜んでもらえなかったのであれば、父親の分も自分が愛情を注いでいくのだという強い意志が必要です。その意志がもてないのであれば、出産を選ぶべきではないでしょう。

- あなたが妊娠を知った時の感情
- 彼が妊娠を知った時の反応
この2つを判断基準として提案しましたが、注意点があります。
選択肢である中絶手術は選ぶことができる期限があることです。
妊娠22週未満でないと、中絶手術が受けられる病院がなくなります。病院によっては初期の中絶手術のみしか受け付けておらず、妊娠12週以上では断られることがあります。
そして中絶手術は、決断に時間がかかればかかるほど体に負担がかかります。
短期間で頻繁に中絶手術を受けたら、妊娠しにくくなる可能性もあるのです。
決断はお早めに。そして一度決めたのであれば、やりぬく強い意志を持ちましょう。

産むことを選ぶのであれば、自分が責任を持つ命が一つ増えるのです。
産まないことを選ぶのであれば、自分の決断で命を一つ消すのです。
どちらの決断であっても、今後苦しいことは間違いありません。
時間がない中では難しいとは思いますが、可能であれば「こうしたい」という気持ちから選んでください。
片方の選択肢ができないからという消去法で選んでしまうと、ただでさえ苦しい道なのにあなただけでなく、あなたの子供もより悲しい思いをすることになります。

【妊娠発覚したシングルマザーの次の悩み】デキ婚をするのかどうか

子どもを産むとシングルマザーが決めたならば、次に考えたいのは再婚をするかどうかですよね。
再婚相手候補としては新たな子どもの父親である、彼氏になるとは思います。
可能であれば、この彼と再婚したほうが良いのは確かでしょう。
経済的にも精神的にも、楽になる面があるのは間違いありません。生まれてくる子供の戸籍も悩むことなく父親を記載できます。
ただし彼に子どもを歓迎する気持ちがないなど、ひっかかる点があるなら再婚はやめておいた方がいいでしょう。
親になる覚悟を持とうとしない人は親にはなれません。最初から覚悟なんてなくて当然ですが、それでも覚悟を持とうとする気持ちがあるかが一番大切です。
特に自分で子どもを産まないので、男性は父親になる実感が湧きづらいとよくいいますよね。
本当はゆっくりと話し合って彼氏側の準備を整えてから出産が望ましいのですが、デキ婚ではそうもいってられません。

出産までに再婚したいのであれば、時間がないことを彼に説明し、再婚の判断を急がなくてはいけません。
しかし子どもが宿っているわけではない体の彼は、どうやっても出産に関しては他人ごとに感じてしまいがちです。特に意図していなかった妊娠ならなおさらです。
そのためこの時間がないことをしっかり説明してもらわなければ彼は、なぜ自分だけが追い詰められているのか、責められているのかという気持ちになりかねません。
この話し合いの結果、再婚を見送ったりお別れを選んだりするカップルも少なくありませんが、避けて通ってはいけない話し合いです。
何の憂いもないデキ婚はないと考えるべきでしょう。
それでも彼と力を合わせていける決意を固められるよう、子どもたちのためにもまずは努力してみましょう。
【デキ婚を決意したシングルマザー】必ず押さえておきたい子どもへの説明の仕方

今いる子どもへの説明も大切です。そしてその説明の仕方には押さえておきたい点があります。
- 子どもに誠実に
- 子どもに押し付けない
- 子どもを追い詰めない
まだ成人していない子どもの場合は、母親が再婚することをきちんと理解できないことがあります。
また思春期などの難しい時期であった場合は、母親の女の部分を見てしまうことを嫌がって理解しようとせずに頭から拒否の姿勢をとることもありえます。
子どもの反応を見ながら、誠実に説明をしてあげてください。
それから決定事項として伝えるのもやめましょう。出産までの時間がないので焦る気持ちはわかりますが、
と考えられてしまっては、本心からの子どもの意見が聞きにくくなります。
できるかぎり話し合いの時間をつくるようにして、
というふうに子どもの意見が反映される余地があるような物言いを心がけるようにしましょう。
ただ案配が難しいとは思いますが、子どもに決定権をゆだねることはしないようにしましょう。
あなたが再婚を嫌がるなら、あなたの弟(妹)は産めないわね
というような脅迫に近い説明は決してしないでください。
弟妹が生まれることを心から嫌がる子どもはいません。このような言い方では、その弟妹を自分の意見で殺してしまうプレッシャーによって、子どもは自分の本当の気持ちを飲み込んでしまうことでしょう。
子どもは一緒にあなたと生きていく運命共同体です。
始めは拒否されるかもしれませんが、説得を重ねて強く自分がこうなることを望んでいるということを理解してもらえるように頑張りましょう。

【デキ婚したいシングルマザー】子どもへ説明するべきこと

ここまではシングルマザーの再婚について、子どもへの説明するときの注意点でした。
ただしシングルマザーのデキ婚については、再婚を納得してもらうように説得するだけだと不十分です。
子どもへの説明で押さえておきたい内容をご紹介しておきます。
弟妹は父親が違うという事実
幼い子供には理解しにくい内容ではありますが、きちんと説明しておきましょう。理解できていないようであれば、説明してから
と子どもが将来悩みを抱え込んでしまわないようにフォローしておきましょう。
無事に再婚でき、再婚相手が良い方で子どもと仲良くできているのであれば、あなたにとっては血のつながりの問題はあまり気にならないかもしれません。
けれど子どもの目線では大きな問題である可能性があります。
ボクがいなかったらおかあさんは、再婚するときにあんなに苦労しなくて良かったんじゃ
子どもは大人の想像もつかないところを思いつめていることがあるのです。
様子がおかしいなどの変化がないかは気をつけておきましょう。

周囲からの視線
デキ婚であることは周囲からの目が厳しくなります。
どうしても計画性のなさや周囲への迷惑に視線が集まるからです。
そんな目はあなたの子どもにも注がれます。
あなたの目の届かないところで、そんな無遠慮な質問を受けることもあるかもしれません。
シングルマザーであった自分にくる質問ならともかく、子どもは受け流すことなんてできません。
常日頃から今以上に愛情を注ぐことを誓ってください。
そして子どもに何の気負いもなく
と言わせてあげられるように頑張りましょう。

【デキ婚を決意したシングルマザー】妊娠発覚してから再婚をするリスクは?
ここからは妊娠発覚から再婚をする際のリスクについてお話します。
これを理解しておかないと、せっかく再婚したのにすぐにお別れを選ぶことになりかねません。
改めてデキ婚のリスクを理解しておきましょう。
全てが後手後手に回る

出産は待ってはくれないのに、体も動かなくなる中で決断だけが迫られます。けれど普段の生活も破綻させるわけにはいきません。ただでさえ時間のないシングルマザーには厳しい状況です。
つまりどの決断もしっかり検討をする時間がとれないのです。
特に致命的なのは相手との相性をみる時間が少ないことでしょう。
家族としてともに生活するのに致命的な考えや行動のズレがあるかもしれませんし、相手が実子と連れ子を同じように接してくれるかも見極める余裕はありません。
いざ入籍してみたらカレシあんまり子供を可愛がらないし
これで実の子が産まれたら更にないがしろにされると不安
引用:発言小町
デキ婚の離婚率は、通常婚と比べて4倍ほどともいわれています。やはり共に人生を歩む相手として見極める時間が少ないのが、婚姻後の問題の起こりやすさに繋がるのだと思います。
つまり問題が起こって当然なのです。

日本ではまだあまり馴染みがありませんが、ステップファミリーという考え方があります。血のつながらない子どもと義親を含むような家族を指します。
ステップファミリーは親子間の関係性や一人に負担が偏るなどの問題があり、対処法もいろんな提案をされています。もし問題が起こったのであれば一度ステップファミリーの支援団体に相談してみるという手段も考えてみましょう。
周囲の印象が悪い

周りからの印象が悪いのは仕方がないと受け入れましょう。
できちゃった婚をする場合、世間からの風当たりは強くなることを覚悟してください。
少なくとも相手の両親には反対されるのは当然だというくらいの心構えでいましょう。
シングルマザーと結婚することを報告されたとき、相手の両親はそれだけで少し不安に思うのは仕方がないでしょう。
なぜシングルマザーになったかはもちろん気になるでしょうし、結婚⇒妊娠の通常の順序を踏めない人間性に疑いの目を向けられるのです。
それだけではなく新たに子どもが生まれる情報まで与えられては、情報過多でパニックになり厳しい対応になることだってありえます。
結婚を真剣に考えてお付き合いをしています。ただ彼女は、バツイチで4歳の娘がいます。
私と彼女は真剣に将来を考えていますが、先日私の両親に話をしたところ、猛反対されました。
恥ずかしい。あんたはバカだ。ろくでもない女、絶対会わないと散々言われました。
そしてあんたが本気なら家族の縁を切ると言われました。
引用:教えて!goo
できるだけ挨拶は早めに行く必要はありますが、最低限の前準備として
- こちらが再婚であること
- シングルマザーであること
- 子どもが生まれること
は彼から話を入れておいてもらったほうがいいでしょう。
もしかすると向こうから、あいさつに来ること自体を拒否されることもあるかもしれません。
そこは根気強く説得を繰り返すしかありません。
反対されることが当然なのですから、相手の印象はマイナスからのスタートです。もしかすると出産までに、あいさつが間に合わないこともありえます。
だからといってあいさつもせずに籍をいれてしまうのはやめてください。
あなたは良いかもしれませんが、それは生まれてくる子どもの祖父母たちを取り上げてしまう行為です。
妊娠中はストレスを避けるべきではありますが、あなたの心証が悪くてもあいさつには行くべきでしょう。
胸を張って家族として、これから過ごしていきたいのなら逃げてはいけません。

あいさつに行くといろんなお話を聞かれると思いますが、このことを伝えられるようにしておきましょう。
妊娠発覚前から再婚の意思はありました。
これについては矛盾がでないように、あいさつに行く前に彼氏としっかり打ち合わせをしておいてください。
本当に前から再婚の意思があったかは置いておいて、少なくとも当人同士の間では手順が違って焦ったうえでの結婚ではないということにできます。
このように少しでも心証を悪くしないためには、どうしたらいいかを必死に考えましょう。
ただこの結婚の意思が前からあったという点が、彼氏と意思統一ができないのに取り繕って言ってしまうと、嘘がばれたとき義両親との関係が悪化します。言わないほうがまだマシですので注意してください。
しかしこんな点すらも意思統一できない相手では、再婚後が思いやられますので、私の意見としてはその相手とはそもそも再婚をしないほうがいいと思います。

そして自分の両親にも反対される場合も少なくありません。
ただでさえシングルマザーの再婚となると
孫が虐待をうけるのでは?娘の人の見る目を信用できない!
と反対されることがあります。
そこをさらにすでに妊娠していることで、実子と連れ子の扱いの差ができることにより危惧を抱くのです。
こればかりは両親にお相手のことを理解してもらうしかありません。しかし出産までの再婚を目指すのであれば時間がありません。
言葉を尽くして、どうか見守ってほしいことを訴え続けましょう。

もしかするとそう思ったかもしれません。しかし厳しいことをいいますが、デキ婚を選んだシングルマザーには、これらのリスクを嘆く資格はありません。
子どもは何もしなければ授かることはできません。
最初に妊娠してしまうリスクをとったのは自分だということは理解しましょう。
そのリスクの結果が、今現在のあなたに降りかかっているだけなのです。
ですがリスクを取ることを選んだのはあなただけです。
子どもはあなたに巻き込まれて環境が変わるのですから、十分に気を配ってあげましょう。

【さいごに】一番は子どものこと考えて
それではさいごにおさらいをしておきましょう。
- 子どもへの説明はフォローを大切にすること
- 周囲の反対は当然だと思うこと
- 再婚後の問題発生はもっと当然だと思うこと
妊娠をすると弱気になることがあります。あなたは支えてくれる人が欲しいでしょう。
けれど子どもはあなたしか支えてくれる人がいません。
体調は産むまで良くないこともありますが、それでもお相手と子どもの話をいつも以上に耳を傾けるようにしましょう。
そして問題なくデキ婚ができるのは奇跡のような確率であることを肝に銘じておきましょう。
新たな命を産みたいと感じるのは素晴らしいことではありますが、だからといって今いる子どもを邪険にしてよいわけはありません。
わかっているとは思いますが、子どものことを第一に考えて将来を選んでいくべきなのです。
厳しい話もしましたが、新しい家族があなたのもとに訪れたことを私は祝福します。
体には十分に気を付けて、かわいい我が子をこの世に誕生させてあげてくださいね。